【書評】スパイ教室3巻
今週のお題「暑すぎる」
暑い時は室内で読者や!
ということでスパイ教室3巻読みました。
今回最新刊なのでネタバレ、自分の考察書きます。
今回の流れとしては、前回選抜された4人が任務終了後に記憶喪失の少女、アネットの母親に遭遇し物語が進んでいく流れです。
物語の中軸は毎回表題の少女ともう1人で展開していきますが、今回はアネットとお色気担当のティアと完璧少女モニカで話が進みます。
この巻の感想としては、前回同様面白かった(小並感)という感じですね。
相変わらず伏線がセリフ等に散らされており、回収していく様は流石という感想です。
なんだか10万部売れてるとかいう帯が付いてたので、結構売れてるみたいですね。
まだ3巻までしか出てないので全然追えますよ!
以下ネタバレと考察含みます。
この巻は記憶喪失ながらアネットの悪意は凄まじいというオチでした。
アネットに対して序盤ティアが能力行使した時点で恐ろしさを感じる描写があるのが伏線でしたね。
街の中に潜む悪意描写も流石という感じでした。
この巻で個人的に考察が進むのはモニカ関連ですね。
この巻でモニカに想い人が同じチームにいることが発覚しましたが、果たして誰なのかということですねぇ。
恋愛小説を読んでいる描写があり、実力を認めている先生
同じチームの部隊との交遊関係が進んでいる様子が他のチームではあるようなので、戦闘班のどちらなのか
あるいは多分次回作でスポットライトが当たるであろうサラか
色々妄想がはかどります。
個人的には2巻で庇っている描写もされていたので、サラが怪しいと思っています。
まだ、秘匿を続ける能力も気になります。
コードネームは【氷刃】とのことですが、特にこのコードネームとリンクしている様な能力を持っている描写が他の少女ではあまりないので、多分氷は関係なさそう。
この巻では鏡を使っていましたが、他にも跳弾を使っていたり弾道を予測していたりと多彩なので、能力自体は無く自力が高いだけなのかもしれないですね。
とにかく次の巻が出れば答えが出るので、待ちきれないです( ^▽^)
【書評】スパイ教室2巻
今週のお題「暑すぎる」
暑い夏、涼しい所で読書ということでスパイ教室2巻読みました。後半ネタバレありです。
今回の巻では屍と呼ばれる暗殺者を倒しに4人の少女+暗殺の先生ででかけ、少女達はターゲットが狙うであろう主人の元でメイドとして潜入する話です。
前回とは違う少女2名にスポットライトが当たり、それぞれの出生等が判明していきます。
今回個人的に危惧していたのは、前作は丸々かけてストーリーの伏線回収等していたため、今回は幾分作品のクオリティが下がるのではないかということでした。
結果杞憂に終わりましたね。今回も普通に面白かったです。
以下ネタバレですが、始めに選抜したメンバーが実はレギュラー落ちの非選抜組なことが明かされたり、表題の愛娘の秘密が明かされたりと起承転結がハッキリしており面白かったですね。
エピローグで次回作の引きがあるのですが、なんだか裏切り者が出そうな感じで次回作も気になりますねぇ。
最近ペットを飼う人が増えてるらしい
今週のお題「暑すぎる」
今年の夏は暑いしコロナで自粛中とのことで、家時間が増えて最近ペットを飼う人が多いらしいです。
特に最近は金魚が人気と国営放送で観ました。
ただ、購入する前に考えてほしいです。
夏は暑い日、冬の寒い日はペットが弱るため、場合によっては1日中エアコン等使用しなければなりませんよ?と。
特に今年の夏は40℃近い日があるため、多分終日エアコン付けてることになります。
ペット飼育はコスパ度外視なので、時間と労力に金銭がかかります。
コロナで~みたいな理由はあるかもしれませんが、せめて飼い始めたい種類の生き物がどれくらい生きてどのくらいの大きさに成長するのかくらいは予習して買うべきだと思っています。
予習としては、餌やら獣医やらの費用をあらかじめ計算し、かつ時間をどのくらい割くのか等シミュレーションするエア飼育を勧めます。
と急にこんな書き始めになったのは、私が失敗した経験があるからです。
以前書いたのですが、私は爬虫類を現在5体飼育しています。
ですが、過去にモチベーションが無くなってお店に引き取ってもらった生体が計9体もいるんです。
モチベーションが無くなった原因は、維持管理の手間やエサの費用が主な原因です。
蛇を飼った時はエサの費用が膨らみ断念。
亀を飼った時は水換えや周辺機器の費用が膨らみ断念しています。
また、爬虫類は冬眠させていたのですが、冬眠から覚めた時にエサをまたあげるだけのモチベーションが面倒臭くなり下がりまくっていたのも背景にあります。
たまたま近くに引き取ってくださるお店があり私は引き取ってもらったのですが、恥ずかしい話です。
飼育中の生活の想定が甘かったのがそもそもの原因ですね。
疲れてる日も暑い日、寒い日もペットの面倒をみる覚悟がないならペット飼育はコスパ最悪です。止めましょう。
【書評】スパイ教室1巻
今回はスパイ教室というラノベの1巻の感想を書こうと思います。
表紙に釣られて買いました。
以下ネタバレ含みます。
話の流れとしては、落ちこぼれ少女7人(それぞれ1点特化能力持ち)が世界最強のスパイに教えられた後、不可能任務という死亡率の高い任務に挑むというもの。
話の流れは面白いのだが、スパイ教室というネーミングからして暗殺教室と被るのが残念な所。
実際途中までスパイの先生が教えるの下手だから先生を殺してみろ。みたいな流れは暗殺教室のデジャヴ感がプンプン。
暗殺教室はころせんせーの人外じみたデザインも相まって、ころせんせーの無敵感がありましたが、姿が人間になるだけで挙動が人間で出来うる想像の範囲内に収まってしまうのが残念でした。
話の後半でこの巻のボスに遭遇するのですが、ボスも結局スパイ先生よりミリ強い程度。
あっコレ暗殺教室のころせんせーの弟子と烏丸先生が戦う所みてーだなぁという感想しか抱けなかったのが残念。
この小説の残念な箇所は他にもあり、実は8人の少女を集めたのだが、敵を騙すため盗聴されてるのを逆手にとり7人として生活していたというのが最後の方に明かされます。
この小説は最後になるまで少女達は髪の色の呼称以外ほとんど個人の名前が出てきません。
しかし、始めにあるカラーイラストページで髪の色のキャラクターイラストが書いてあるのですが、その時点で7人では1人足りないことが分かってしまいます。
この小説最大の問題はイラストページという罠が潜んでいるのが最大の問題だと思っています。
暗殺教室とのデジャヴ感、最初のイラストページの2点が無ければ良かったかなという作品。
というか全体に伏線が散らされており、むしろこの小説良作です。
特に最後に進むに従って伏線回収されていく様は面白いとしか言えません。
小説大賞をとった作品とのことで、受賞も納得の出来でした。
ただ、このまるまる使って伏線回収していく様は1巻でしか出せないのではないかと逆に心配してしまいます。
2巻も買ったのですが、1巻の面白さが出せるのかスゴい心配になるほどこの1巻は全体として出来が良いです。
気になった方は読んでみて下さい。
ここ最近で熱かったのは…
今週のお題「暑すぎる」
あついの意味が違いますが、最近で熱かったのはにじさんじ甲子園でした。
にじさんじとは、Vチューバーを多数抱えるYouTuber事務所です。
そこに所属しているライバーがパワプロという野球ゲームで同じ事務所内の人を作り、計6人でリーグ戦を先週金曜から日曜までやっていました。
同じ事務所内の人をパワプロのモードで作成し、ゲーム内の年月で3年かけて育成するのですが、どの人も20時間以上かけてチームを作るので、ドラマが生まれるワケで…。
しかも自分の推しが出たりなんてしたら野球に興味ない私でも面白くないわけがない。
決勝と順位決定戦は日曜日にやったのですが、どの試合も1点差だったり逆転したりと熱い試合が生まれたので、本家甲子園がコロナで駄目だったぶん楽しめました。
日曜日の決勝は同時接続19万人だったので、私のようなにわかの人も見てたと思います。
先週は本当に熱かった。
おすすめホラー小説【黒い家】
今週のお題「怖い話」
今まで読んだ小説で1番怖いと思ったのは黒い家。
あらすじとしては、
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。
ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。
ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。
信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。
というもの。作者の貴志さんの文章力も相まって非常に気持ち悪い(誉め言葉)内容に仕上がったいます。
ホラー小説って怖い内容の本てあんまり無いと思っていたのですが、サスペンス感もあり、伏線回収も見事な作品なので気になった方は読んでみて下さい。
サイコパスな人間を書いてることが多い貴志さんの作品の中では1番面白いと思っています。
以下ネタバレです。
サイコパスな人間て怖いと素直に感じる作品でした。
序盤で黒い家の夫婦の旦那が怪しいと見せかけてからの、精神分析から導き出された妻の隠されたサイコパスな一面の描写はスゴいの一言に尽きます。
また、妻がサイコパスとわかってからの身の回りで起き始めるストーカーちっくな出来事や、人の生死を厭わない犯行の数々は恐ろしいとしか言えません。
イカれた人間が下手な霊より数段恐ろしいということを知ることができます。
夜勤中に遭遇した心霊現象
今週のお題「怖い話」
今回は施設の夜勤勤務中に心霊現象が起きた話を書きます。
老人ホームには色々な利用者がおり、ベッドの柵に職員を呼ぶための鈴を付けている耳が遠い認知症の方が入所していました。
夜勤中等に職員を呼びたい時に鈴をシャンシャン鳴らすのがいつもの流れだったのですが、その日の夜は違いました。
約0時頃、職員の待機所で待機中の私の耳に突然猛烈な鈴の音が届いてきました。
いつもは軽い音がゆっくりとしたリズムで鳴る鈴が、ベッドの柵ごと凄まじい勢いで鳴っているのです。
成人男性が柵ごとガタガタならしているとしか思えない勢いでした。
鈴もシャラシャラものすごい早いリズムです。
この時点でビビった私は、他の階にいる主任にこの旨を伝えました。
あまり信じていない主任を連れ戻ると、フロア中に鈴の猛烈な音が響いていました。
この時点で主任もガチびびり…。音源の居室へ行くと、鈴の音がベッドから出てないし、利用者は熟睡中。
居室にはトイレがあるのですが、ドアの脇のトイレから鈴の音が鳴っている。。。。
この現象を前にして、主任と私は一目散に部屋から出てガチびびりでした。
その後、深夜1時頃より音が鳴り止み、以降はポルターガイストは無かったのですが、朝職員一同で塩を盛り対応するという奇妙な光景は後にも先にもあの時見ただけです。
他にも変な人が出たとか噂がありましたが、心霊現象に遭遇したのは自分はこの時だけです。
あの時鳴っていた鈴は結局何だったのか…。